地方のオヤジの音楽遍歴1
他人の生い立ちなどどうでもいいのでしょうけれど、ブログを始めて半年以上が過ぎて、ここらで自分の音楽遍歴などを書いてみようと思います。
①電動オルガン
小学校に入る前、いとこの家に電動オルガンが入った。
電子でも電気でもない、電動のオルガンだ。
普通のオルガンは、足で踏んで送風して音を出すが、それは電気で送風して音を出すものだ。
音は、「バー、ブー」と自然なオルガンの音に近い。
その家では、いとこもまだ小さく誰も弾かないので、なんとなく自分が弾いた。
付録に付いて来た童謡の楽譜を見て、誰に教わるともなく弾いていた。
いとこの家は、列車で1時間程の所で、年に数回しか行かなかったが、行く度に弾いていた。
幼稚園や保育園に入らなかった自分にとって、これが初めての本格的な楽器との出会いだったと思う。
いつの頃かそのオルガンもなくなっていた。きっと誰も弾かないので売ったのかも知れない。
②ELPやピンク・フロイドなどなど
小学校中学年頃、兄がプログレを聴き始めた。
ちびまる子ちゃんと同じく兄弟同じ部屋だったので、強制的にプログレは耳に入って来た。
その中で、特に印象的だったのは、ピンク・フロイドの「狂気」だった。
なんと映像的な(光景が目に浮かぶような)音楽だろうと思った。
あとNHKテレビで見た、ELPの日本ライブ。
キース・エマーソンのあまりに熱狂的なキーボードプレイに度肝を抜かれた。
その他、キング・クリムゾンやイエス…、さらに、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリン…を自然に聴いていったのだった。
プログレではないが、その頃ガロの「学生街の喫茶店」が大ヒットしていて、子供心にいい唄だなあと思った。
今、学生街の喫茶店を聴くと、なんかプログレっぽいというか、演奏が(特に間奏が)どこか初期のキング・クリムゾンっぽいぞと思ったりする。ドラムの音なんかがね。
大げさかも知れないが、「クリムゾン・キングの宮殿」のエピタフを彷彿とさせる。
ということで、エピタフを検索していたら、なんと、ザ・ピーナッツがライブでキング・クリムゾンのエピタフを歌っていました。
ブッ飛びました(^^♪↓
すごいぞ、ザ・ピーナッツ!
では、「学生街の喫茶店」も貼り付けておきます。ベースは、細野晴臣なそうです。
今どきの10代20代の「若者たち」は、この曲聴いたことあるのでしょうか。
また、この曲にどんな感想を持つんでしょうか。聞いてみたいものです。
あ、コメントは年代問わずお待ちしております。よろしくお願いします。